ミートホープ株式会社(北海道苫小牧市)は1976年創業の食品加工卸会社。
2007年6月20日、北海道加ト吉が製造した「COOP牛肉コロッケ」から豚肉が検出されたことが報道された。
加ト吉が事実確認を行ったところ、北海道加ト吉には原料の取り扱いミスはなく、
ミートホープの責任者は加ト吉に「納入している牛肉に豚肉が混ざっていた」と報告した。
その後、牛肉の挽肉の中に豚肉を混ぜたり、色の悪い肉に血液や漂白剤を混ぜて色を変えたり、
消費期限が切れたものをラベルを変えて出荷したり、
腐りかけて悪臭を放っている肉を細切れにして少しずつ混ぜたり、
鳥インフルエンザが流行した際に値段が下落した輸入鴨肉を大量に購入して混ぜたり、
仕舞いにはパンを肉代わりに混ぜたり、様々な不正行為を長年に渡って行っていたことが発覚した。
牛肉以外にも、ブラジルから輸入した鶏肉を国産の鶏肉と偽って自衛隊などに販売していたことも発覚している。
この件に対し、記者会見で当初社長の田中稔はや三男は否定していたが、
元社員らが社長自ら指示し関与しているとの報道がされると、
取締役でグループ会社の社長でもある長男に促され、記者会見で田中が関与を認めた。
株式の大部分を創業者一族が持つ典型的な同族経営であった。
こういった不正に対し、元幹部が事件発覚1年前から農水省に牛ミンチのサンプルを持ち込み内部告発していたが、
3分で追い返されまともな対応をされなかった。
この元幹部は事件発覚後に農水省に対し抗議している。
6月25日には、会社を休業し全従業員を解雇する方針を明らかにした。
10月24日、北海道警察は不正競争防止法違反(虚偽表示)の容疑で田中を逮捕した。
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